「ZEH」を満たす要件
それでは、これから建てるお家をZEH対応にしたい! とお考えの方のためにZEHの基準をご説明します。
世界基準とZEH
当社の住まいはZEHの住まいを…とお伝えしましたが、優れているのは省エネ性能であり、住宅の快適性については基準はありません。
もちろん、断熱に関してはルールがありますが、ページ冒頭の図にもあるようにUA値は北海道で0.4であるのに対し、鹿児島では0.6です。
真冬の寒さでも快適に過ごせるためには、北海道と同等のレベルでなければ本当に快適だとは言えません。
そしてもう1つ重要なこととして、「気密性」については、ZEHでは基準は設けられていません。
気密性は「C値」という数値で表されます。住宅における1㎡あたりのすきま面積のことです。いかに断熱が良くても、すき間があってはどんな冷暖房を使っても快適な室温になりません。
当社の考えるパッシブデザインの家では、すきま風があると全く意味がありません。
この点でも、基準を設けて建築時に検査を行って、気密性が高く、エアコンをできるだけ使用せずに過ごせるお家を実現します。